7月7日(金)
胃の調子は戻らない。一応もらっている薬を飲むが、どうにも怪しさがある。
昨日の粥が残っていたので私はそれを食べ、子供らは白飯と納豆を食べていた。粥と納豆というのも変な食い合わせではある。
上の子は来週末の檜原村旅行を楽しみにしすぎており、食事中に「ひゃー」と言い出すことがある。そして決まってそのあと、今度の日曜の実力テストを思い出して「わー」となっている。
未来への共感力が高い。
ふたたび仕事をして、昼はやはり消化に良いものと戸棚をあさり、ふたたびそうめんを見つけた。野菜を刻んで水に入れ、火をつけ、適当なところで醤油で味をつけてそうめんをつっこんで煮た。
病人食といえば病人食だが、うまい。年を取って食生活をスローダウンするならこんな感じのものをたくさん食べて生きていきたい。
仕事もなかなか気合が入らず、夕方で切り上げた。妻が夕食は消化に良いタンパク質ということでタラと豆腐の蒸し物などを作ってくれた。ありがたい。
しかしピアノは行く。旅行したり病気したりで練習は叶わなかったが、自らの無力感を味わうためにピアノにはいく。そしてハノンを弾く。
手を丸くして、体重を乗せながら鍵盤を押して、鍵盤の戻りを感じましょう。スピリチュアルかな?
いつもなら歩いて帰ってくるが当然そんな元気はなく、電車で行って電車で帰ってきた。電車で行きかえりすると本当に行って帰るだけという実感。せっかく金曜の夜に外出しているんだからもう少し何かを得て帰ってきたい。