1月14日（金）
スマホを買い替えることにした。
本当はずっと前から探していたのだが、やはりSDGsの観点から新品のスマホを（たとえ安物のポンコツであっても）買い替えるのは認められがたいだろう。
妻に布団の中でその悩みを打ち明け、最近のスマホ事情についてひとしきり雑談したあと、一つのひらめきがあった。
「これ（新品の安物のポンコツ）は家に置いておいて、前の時みたいにスマホがいきなり壊れたときの予備用にしておけばよいのでは？」
そうだ！ そうするべきだ。絶対にそうするべきだ。
前回のPixel3は突然バグって110番に電話をかけるという最低の状況だったが、予備のスマホがなかった（そもそもsimフリーではなかった）ため、おそるおそる数日の間Pixel3を使い、仕事の隙を見てソフトバンクショップにかけこんだのだった。
安物のポンコツの新品にも「予備のスマホ」という社会通念上認められうる用途を見出し、私の中でスマホ買い替えが無事に確定した。
朝食はパン。ころころとしたロールパンだ。妻のパンのレパートリーが無限にひろがっていく。
ハムエッグと白菜サラダ、トマトとあわせて食べる。子供たちの朝食食べ始めが最近とみに遅く、とても不安に思っていたが今日は珍しく少しだけ余裕のある時間に食べ終わった。
妻もバタバタと出勤し、私は仕事。
本当に予定がみっちりつまっていて、午前中は5人と1on1、午後は4時間半のオンラインイベントのとりまわし、というのど地獄の1日である。
昼休みにコンビニに向かい、ノド飴とそばとねばねばサラダを買う。そばもねばねばサラダも粘膜によさそうじゃないか。あとコンビニのそばが妙に食べたくなる瞬間ってあるだろう。
ねばねば食品とノド飴の力で4時間半を乗り切り、残務を処理し、リビングに向かうと子供たちがテレビを見ていた。
違和感、というか寒気。やっぱり、暖房がついてない。正気か？ この人たち。
私の足音を聞いてあわてて暖房のスイッチを入れる音が聞こえる。
夕食はほっけの粕漬。味がかなり濃く白飯を要求するが、とてもおいしかった。
子供らを寝かせ、スマホについて妻と語らい、寝た。
