4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

重いのはいいんだよ、担いでくるんだから重いのでいいの。画面が大きいのがいいよなぁ

10月2日(月)

わたしがLampの「さち子」を聞き始めたのが2016年で、もう7年経つ。今年はLampの新しいアルバムも出るのでそれだけのために生きていて良かったと思う。

「さち子」は楽曲も世界最高だし、MVも世界最高峰だと思っていて、そのMVには新橋のパーラーキムラヤが出てくる。そのパーラーキムラヤの店主の孫娘は私のいる会社で働いている、のだったと記憶している。

月曜は出社の日だ。久しぶりに重たい開発機をかついで会社へ。

お昼にパーラーキムラヤに行ってみて、ナポリタンを食べる。3回目くらいだろうか。値上がりしていたような気がするが実際のところはどうだかわからない。

古いビルの古い店だが店員さんには若い人がいる。上野の準喫茶も同じだ。

肝心の味は、つまり味ではないのだよ、味では。

1100円かぁ……

16インチの開発機をかついで打ち合わせに行くと、会社の先輩が言った。

「画面が大きいのはいいなぁ」

「そうですか? でもこれ凄く重いんですよね。標準機の1.5倍くらいしますよ」

「重いのはいいんだよ、担いでくるんだから重いのでいいの。画面が大きいのがいいよなぁ」

衝撃だった。なぜなら私はPCは軽さが命だと思っていたからだ。

でも言われて見ると確かに、16インチのPCは作業の快適さが高い。ギリギリ左右に分割画面しても作業に耐えるくらいだから13インチとの差は大きいだろう。そして、リュックに背負ってくるんだから重さは関係ない。

そういう価値観があるんだなぁ!

正直、この一瞬のやりとりだけで出社した甲斐があった。

甲斐はあったがやはり16インチの画面をもってしても会社ではなかなかな作業はすすまないので、とっとと家に帰る。