4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

大晦日の記憶の強靭さ

10月19日(火)

朝食:レーズンベーグル、かぼちゃサラダ、にんじんサラダ

甘いベーグルだというのでゆで卵とかぼちゃたっぷりのサラダと、にんじんの塩もみをつくる。

うーん、甘さに甘さという感じだ。彩りはよいのだけれどもなあ。

昼食:さんま塩焼き定食

近所の魚居酒屋で昼。

しっかり焼かれたさんまの塩焼き、味噌汁、ひとくち煮物、お新香。この時期食べられる最高の食べ物といっても過言ではない。よくこれをめぐって戦争がおこらないなと感心するレベルだ。

欲を言えば大根おろしがサーブされた量の2倍ほしい。でも本当にそれだけだ。

夕食:鳥ハム白菜そば

子供たちが寝室でホテルごっこを妻としていて、やがてリビングにやってきた。

ここはレストランですよ。特別なディナーをご用意しております。

あ、そういう感じなのね。ごめん。夕飯、そばだ。

小さなホワイトボードにかわいいフォントで「MENU」と書いてあり、その下に「そば」とだけ書いてある。

白菜やいろんな野菜や油揚げをオイル蒸しにして、そこに水を注いでだしをとった温かいそばは、高級ホテルのそれとは違うかもしれないが、とてもうまかった。

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寒い朝だ。一気に冬が来た。雨も降っている。メダカやパプリカなど暖かい時期に迎え入れた家族が心配だ。

子供たちはてぶくろをしていった。一昨年のいまごろ、私がウランバートルで買ってきてあげたカシミヤの手袋を子供たちはとても気に入っている。普段使いにするには上品すぎるがそれがよいのだろう。

なくすなよ、わすれるなよ。念を押して見送る。

妻と散歩をしながら延々と今日の夕食について考える。今週は日曜に届くと踏んだ魚が届かず、作り置きが少ない。おまけに寒い。鳥ハムがあるが、そのまま食べるのはちょっと気が引ける。

そば屋の横をとおりすぎた。そうか、温かいそばに乗せれば食べられそうだ。乾麺のそばもちょうど300g余っている。

夜になって、そばをゆで、野菜を炒めて汁をつくる。おいしいし簡単だが、必然的に大きな鍋を2個使うという点でやりにくさはある。パスタも構造的に同じ悩みを抱えている。

夜ごはんにそばを食べるのは我が家ではめったにない。具体的には去年の大晦日以来だ。

寒い夜に家族でそばをすすっていると、大晦日だな、という感慨がわいてくる。我が家で大晦日を過ごしたことは昨年の一度しかないが、それでも大晦日がわいてくるとは相当な強靭さだ。

夜になって、下の子が「てぶくろ…ない……」と言ってへにゃへにゃになった。ほらぁ。

学校に、あるといいな。