超常的な力で引きずり込まれたとしか思えない。
7月1日(月)
今週から毎晩21時からミーティングがあって、明らかに異常なのだがロンドンとアメリカが絡むとこうなりがちである。むしろ21時はかなり良心的なほうだ。西海岸が絡むともう1~2時間遅くなるからな。
妻は早朝から出ていって、私は一日中仕事をする。
そして夜21時のミーティングを終え、シャワーを浴びると妻がいた。
「洗濯機の調子が悪い」
おお……そういうやつか……
洗えないわけではないが、洗濯物の量の誤判定が続いている。回るとガタンガタン音を立てる。おそらく洗濯物から零れ落ちたピンかコインが洗濯槽の底のさらに下に入り込んでしまい、センサーを誤作動させているのでは、という予測を立てた。
洗濯槽の底の板は真ん中にねじが1本とまっていて、このねじを外せば簡単に外せそうではある。ねじを外して、底板を……外れないのだなぁ。穴にフックのようなものをさしこんで引っ張っても、外れない。
ところが洗濯機の型番+分解でYouTubeを検索すると、先駆者がいるものだ。YouTubeは半分アカシックレコードになっている。そして、この底板は容易に外れると全員が言っている。
色々試して、ぜんぜんだめで、しかし中央のねじ穴にドライバーを差して引っ張ると簡単にとれたのだった。
底板の更に下からは、私のパンツが出てきた。
いったいどういうことだ? どのような経緯で私のパンツはここに引き込まれたのだろうか? 底板の隙間は1mmもないはずである。超常的な力で引きずり込まれたとしか思えない。
パンツの視点に立ってみると本当に怖い。世の中には不思議なこともあったものだ……
寝るころには24時をまわっていた。眠い。