4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

38.8と表示された体温計の写真が届いた。

7月1日(金)

朝起きると冷房を利かせていたせいか、すこし喉が痛い。熱を測ると36.9℃である。

朝食に豆腐を切って、刻んだ野菜のめんつゆかけを乗せる。下の子は案の定あまり食べなくて、豆腐の代わりに納豆を食べていた。

子供らが学校に行き、私は仕事。

のどの痛みに加えて体のだるさも出てきたので、葛根湯を飲んで部下との1on1ミーティングに臨む。

部下の1名が「朝から体がだるくて」と言っていた。「実は私もなんですよ」「じゃあ熱測ってみますね……あれ37.4℃だ!」

1on1ミーティングはそこで打ち切る。私も熱を測ると37.0℃だった。

徐々に体調の悪化を感じて、念のため妻から隔離して仕事場で過ごした。昼食も妻に用意してもらって仕事場で食べた。

朝1on1をした部下は熱が38.8℃まで上がったらしく、38.8と表示された体温計の写真が届いた。写真を撮っている場合か。

なかなか体調が戻らないので、午後のミーティングはだいたいキャンセルして体を休める。37.7℃まで熱が上がってきた。しばらく様子を見ようね、と妻と話し合う。

夕方になって1通のメールが届く。嫌な予感がして開く。

1on1ミーティングをしていた部下がコロナ陽性ですと、彼女の別の上司から連絡が来ていた。

え! え?

彼女とは3日前に会食をしたばかりである。会食は発症の2日前(彼女の発症は昨日だったらしい)なので、濃厚接触である。

怪しさしかないので急いで内科の予約をとり、PCR検査を受診する。ちょうど妻と子供らが歯医者に行っており、歯医者の向かいに内科があるため、広い道路越しに手を振りあった。

現時点で私は陽性ではない。しかし確率としては非常に高いのではないか?

夕食は残り物を盛り合わせて出してくれた。皿ではなくプラスチックのパックに入っている。

熱が上がってきて、この日は最高で39.0℃まで上がった。

家族とドア越しに話す。今日の寝床をどうしようという話になり、無理を承知で子供部屋のベッドをひとつ仕事場にくれないかと依頼してみた。子供部屋は4階であり、セミシングルとはいえ女性1人でもってくるのは厳しいだろう。

しかし上の子の手を借りながら妻はどうにか仕事場の前までベッドをもってきた。私がそれを仕事場に運び入れ、足をつけて、ど真ん中に横たえる。今日はここで寝る。いつまでここで寝ることになるかは、明日次第。

仕事場では思いのほかヒマである。何でもできる環境ではあるが、体力がついていかないので難しい勉強や読書は無理だ。ぼーっと横になって、エアコンをつけたり消したりして過ごし、そのうち寝た。