5月13日(金)
ベランダの手すりの塗装が剥げて、さびている。
少し前からうっすら「だいぶ剥げているな?」と思っていたが、調べてみると塗装の寿命はだいたい4~5年らしく、すでに8年経過しているので寿命の倍近くだ。
さらに調べてみると、
「͡コテで古い塗装をこそげおとし、やすりをかけ、新しいのを塗る」
「かなりの重労働で時間がかかる」
「梅雨前の晴れた日にやったほうがいい」
とのこと。
ベランダは共用部のため修繕対象、という、マンションに住んでいたころに仕入れた知識が語り掛けてくる。おお、きみのところは大変だねぇ、と。
化学技術の進歩により「超耐久20年!」みたいな塗料はないだろうか。
朝は妻が硬いパンを焼いた。量としては少なかったがあまりにも硬く、顎をむしゃむしゃしているうちに満腹になった。
ついでにきんぴらごぼう入りの卵焼きと、固めに蒸したブロッコリーなので、全体的に顎に厳しい朝食である。
上の子はメダカの子供をビニール袋に入れて出ていった。学校でメダカを飼えることになったという。孵りに孵りまくって20は下らないので多少減ったところで問題はない。妻も出勤なので家を出ていく。
一日中雨の予報だ。一日中というのは文字通りで、0時から24時までずっと、という意味である。塗装も心配だが雨漏りも心配。古い戸建てはとにかくすべてが心配なのです。
昼食どきにも作業があったのでから揚げ弁当を買ってきて食べ、夕方まで仕事。
妻が18時過ぎに帰ってきて、私の仕事が18時半に終わったので、リビングに顔を出しながら妻に「夕食用意してくれてありがとう~!」とフライング感謝をしてみたら、「どういたしまして!プルコギが解凍されているのを確認したよ!」という返事があった。
確かに夕食の準備としては一番大事な部分ではあるが、確認は用意の一部と言えるだろうか。
プルコギうどんを食べ、ピアノ教室へ。
私は20時半から21時という、一番遅いコマなのだが、先生に、いつからここにいるんですかと聞いてみる。
すると15時とのことだ。なんと15時から21時まで、30分刻みに12人の生徒を教えているのだという。休憩はない。
……そんなことができるのか!?
夕食はどうしてます? と訊くと、遅刻してくる生徒さんがいるときにゼリーをぐいっとやります、あとは家、だそうだ。
気が遠くなる。私なんて5人連続で1on1をするだけでへろへろなんですけど。。。
心配になって何度も何度も大丈夫ですかと先生に声をかけたが、大丈夫なんだそうだ。慣れかもしれないがそれにしてもすごい。