4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

テンプレすぎてすごみがある

5月8日(日)

ゴールデンウィーク最終日だ。今日は妻の実家に行くことになっている。

妻の実家に行くことで、ゴールデンウィークの全日程が終了する。「全日程が終了する」にふさわしい、用事マラソンというか用事オリンピックというか、そういう10日間であった。なにせ10日間、ほとんど毎日なにかしらのイベントがあったからな。

子供らは元気にしておりお出かけにもっていく飴を吟味している。

とにかく家族の全員が熱のひとつも出さず最後まで走り続けてきたことを誇りに思う。

さあ最後の競技、妻の実家訪問に臨みます! 無事に帰ってきて明日からの平日につながるでしょうか!?

フルーツグラノーラを食べたいと思っていて、それは単純な食べたさだけでなく妻が出張のときの爆速朝食として活用したいという下心もある。帰りまでに覚えていて駅のスーパーで買ってこれればよいが。何より私はグラノーラで朝食をすますということを未だ半信半疑でいる。お行儀とかではなく単に量が足りんのかという視点において。

妻の実家に到着するとすでに昼食の準備が整いつつあった。朝食がかなり遅くなったので昼食はおいといて、着物などを物色する。先日妻の祖母が亡くなったのでいろいろと不要物が出てきたらしい。

足用の電気毛布があって、即刻もらうことにした。妻は自身が高校生のときに一度着た切りのマウンテンパーカーを発掘し、状態良好につき持ち帰ることにしている。物持ち、よすぎだろう。

昼食を食べたあとぼーっとしていると、隣の家にかつて住んでいた妻と同い年の女性が帰ってきているとのことで妻は出ていった。子供もいるらしい。うちの子たちも出ていった。

なんとなく気になって顔を見に行くと、隣の家の女性はなんというか「地元を出ない女」の雰囲気を漂わせ、その旦那らしき人物は細目の金のネックレスにアルファードに金のホイールという、なんというかテンプレすぎてすごみがある。

妻の実家は東京圏からも十分に近く、決して田舎ではないが都会でもなく、それでもこういう感じになるんだなぁ。

帰ってきて、夕食はほっけにする。ほっけ、味噌汁、生野菜。家族の夕食にこれ以上何が必要だろうか。

子供たちが寝たあと、ピアノやテーブルのレイアウトを変えようと思い一人リビングであれこれしたが、どうにもおさまりが悪く結局以前とほとんど変わらない状態に戻った。30分間おれのエネルギーが消費されていっただけだ。

明日から平日という現実から家族全員で目をそらしたまま寝た。