3月25日(金)
子供たちは自分のことを「●●ちゃん」と呼ばなくなった。どうなったのか、それはそう、「うち」である。
女子は自分のことをある時期に「うち」と呼ぶらしい。「わたし」と呼ぶほど女性性を受け入れられず、しかし年齢的にもう「●●ちゃん」ではなく、揺れ動くアイデンティティが「うち」に秘められているのだと聞いた。
弟(当時妹)も自分のことを「うち」と呼んでいた。いつか「わたし」になるのかと思っていたら延々と「うち」がつづき、いずれ弟になってしまった。
妻にきいたら妻は自分のことを「ぼく」と呼んでいたらしい。リアル僕っ娘だぁ。
昨日よりさらに少し暖かいらしい。と言われてもまだ火曜の極寒をひきずっていて寒いし、暖房をつけないと仕事場にい続けるのは辛い。
いつでも冬。いつまでも冬。
朝食にほうれん草と卵の炒め物、昨日のポトフの残り汁をすする。残り汁まで十分にうまい。肉の切れ端が2つ残っていたので丁寧に4つにわけて、全員に入れた。
子供A「お肉入ってた!」
私「いいねー」
子供B「うちも入ってた!」
私「いいねー」(まあ、全員入ってるんだけどね)
今日も機嫌取りに余念がない。
昼食は冷凍されていたロールパンがあるが、明らかに足りないので近所にカレーパンを買いに行く。カレーパン、ロールパンサンドをもさもさと食べる。
子供たちは13時に公園で遊ぶ約束をしているといって出ていった。今日は上の子のクラスの子がたくさん公園に来るのだそうだ。良い。
下の子は常に上の子の友達と遊んでいる。もちろんクラスではクラスのお友達と遊んでいるそうだが……大丈夫なのかな。いや大丈夫に違いない。
SNSにあふれるもっと重たい「大丈夫なのかな……」に比べれば自分の子なんて大丈夫すぎて笑ってしまうほどだ。
仕事をもりもりして、19時を過ぎてしまい、妻が解凍してあったラムコギを焼いてくれた。(ラムコギとはラムでつくったプルコギのこと)
食べ、ピアノへ。あまりにうまく弾けなくて笑ってしまった。基礎をちゃんと練習したほうがいいですね。スケールとコードトーンだよ。
帰ってきてビールを飲んで寝た。