4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

燻製って塩しないと味がないんですね!

11月6日(土)

最初に飯を持ってくるのをやめてみる。日記としての一貫性が出ないんだよな。

5時半にアラームが鳴った。妻が早起きに挑戦するのだというので私も付き合うことにする。

暗い。寒い。眠い。

この季節は早起きに適さない。知っていたけど。

とはいえ初日なのでがんばって起きて、部屋の片づけをしたりして、コーヒーを淹れて、読書にいそしむ。

だんだん明るくなってきた。さすがに気持ちいいな。

7時をすぎるころに子供たちが起きてきて、ポケモンのアニメを見て、私はスクランブルエッグをつくる。ついでに小さなパプリカときゅうりでサラダをつくる。

土曜。特に何もない。そうだ、燻製をやろう。

ちょっと前に買ったピルスナーウルケルの特殊な箱があって、ビール12本と、燻製チップとアルミ皿が入っていて、段ボールを組み立てると燻製ができるようになっている。

妻が習い事に行ったので、子供たちと一緒にスーパーに行き、6Pチーズとかを買ってきて燻製にチャレンジする。

チップに火をつけて投入するが、なかなか煙が出ない。いいのかな?これで。

昼飯の準備をしてもぜんぜん煙が出てこない。妻が帰ってきたあと改めてチップを取り出すと、ほんのちょっとしか火がついていない。

ならばこちらも本気になるまでだ。チップをガスコンロの上に乗せ、着火してガンガンに燃やす。しばらくするともくもくと想像以上に煙が出た。段ボールに入れると、箱の穴から煙が漏れる。これだろ、これ。リビングのベランダに出しておく。

昼飯はダービン(大餅)に、冷凍庫にずっと残っていたチキンナゲットとキャベツとトマトを挟んで食べる。大餅の作り方も多少安定してきた。

燻製を見てみると、煙がすごい。これ、パプリカやバジル、下手するとメダカが死ぬ。あわてて玄関先に持っていく。

だが玄関先に発煙物を放置していたらそれも問題だろう。ずっと見守っている。両隣の人が立て続けに出てくる。すみません、煙くて。

その間に子供らと妻がバレエを習いに行き、私は肉のスーパーで塊肉を買ってきて、にんにくをぶっ刺して塩をふったあと、仕事にかかる。

終わったらビールを! 終わったらビールを!

ところが終わったころにちょうど子供と妻が帰ってきた。

夕食は塊肉をオーブンに突っ込んで焼く。それだけだ。ワインが無限に進む。

子供たちは勢いよく燻製チーズにかじりついた。が、

「なんか、あんまり好きじゃない……」

そうか、燻製はあまり好きではなかったか。その可能性は考えなかったな。

そして、イカは味がなかった。当たり前だ、塩をしないと味はない。きっと卵も味はないだろう。「燻製って塩しないと味がないんですね!」燻製初心者の中の初心者がやるミスだ。

子供が寝たあとで、明日も早起きするぞという気持ちでグレープフルーツジュースに少しだけウィスキーを垂らして飲み、10時半くらいに寝た。