9月1日(水)
朝食:バインミー
大根、にんじん、レタスなどのバインミー食材がそろっているので、妻がフランスパンを焼いてくれたらいいなぁと考えていたら本当にフランスパンだった。なますをつくって、ニラを刻んだ玉子焼きをつくって、はさむ。
フランスパンが細長いタイプのやつだったのでとても挟みにくく、硬く、口の中に傷を負ったがバインミーはうまい。
昼食:肉うどん、肉まん
冷凍のうどんを茹で、昨日の肉をかけてたべる。ちょっと野菜が足りないので、うどんの湯でニラとしめじもゆでて肉にまぜた。
子供たちは肉まんがめちゃくちゃ気に入ったようで、オンライン授業で今日のお昼ご飯を聞かれて元気よく「にくまん!!!」と叫んでいたが肉まんはサブでメインはうどんだぞ。
夕食:ぶりの焼き魚、なますの残り
ぶりは塩焼きがいいと言われていたが塩を振り忘れたのでただの「焼き」になった。
オーブンで焼いたので焼き具合の見極めも難しく、ぱさぱさして味のないタンパク質を食べているなあという質素な食事。
子供たちが風呂から上がってきて食卓を見て、なんかのごっこ遊びの延長なのか「わあ、ここはレストランよ」などと言っていたので「ここは……レストランじゃないよ……失敗したぶりの焼きを出す場所だよ……」と小さく否定した。
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ワクチン接種に行った。副反応が心配であるが、楽しみでもある。
体調不良というのは「正体がわからない・いつよくなるかわからない・もっと悪くなるかもしれない」から怖いのであって、安全であり早晩おさまることが予見されているのであればそれはむしろお化け屋敷のホラーとかジェットコースターのスリルに近いエンタメになる。
会社で同期に出会うなどし、注射場に通される。
テーブルの上に注射器が何本か転がっている。この小さい液体のような何かがアメリカのモデルナ社で開発され、どこかで製造され、世界中を行き来し、私ひとりをコロナウィルスから救うために今ここにいる、という事実に奇跡を感じる。
などという感傷を味わう間もなく注射される。特に痛くはない。
そこからじわじわと腕が痛くなる。まあ1回目なのでこの程度だろうか。
ピアノが届いた。迷った末に置き型のにした。これの白。
コンパクトさ、タッチ、サイズの兼ね合いだ。白にしたのは部屋の内装との兼ね合いです。
副反応の腕をどうにかあやつりダンボールを切り開き、デスクの横にセットする。でかいな! でかすぎる。
細長い大きなダンボールが排出され、子供たちがサルベージしていった。おうちをつくるのだという。おうちだと?
仕事を終えてリビングに戻ると、カヌーのような家ができていた。すわっておやつを食べたいのだという。
明日が資源ごみの日だから、今日のうちにいっぱい遊んでおこうね、と提案したが当然却下され、子供部屋にカヌーのような家は運ばれていった。