7月5日(月)
朝食:白飯、ちくわの磯部焼き紫蘇風味、きのこマリネ
紫蘇のことを忘れていたがキュウリのかげでモサモサと茂っていたので数枚失敬して刻む。磯部焼きに海苔と一緒にまぶす。香りは弱いが、いいな。
昼食:プルコギ定食
今まで適当にプルコギを作ってきたがそろそろ正しい作り方を覚えても良かろう、とずっと思っていて、とうとう近所の本格的かつ家庭的な韓国料理屋で食べた。
俺の知っているプルコギではなかった。ピーマンもにんじんも玉ねぎもない。あったのは牛肉の薄切りと、茹でてあったらしきキャベツのみ。砂糖醤油の甘辛い味付け。こうきたか!
夕食:鶏と夏野菜の塩レモン炒め丼
鶏とナス、オクラ、ピーマンをぶつ切りにして、味付けに迷った。ちょうど風呂に入ろうとしていた子供と妻に何味がいいか聞いたところ、妻=黒酢、上の子=塩、下の子=醤油と裸の人たちの意見が割れ、全く決着がつかない。しばらくやいのやいのしたのち、塩レモンという選択肢が出てようやく意見の一致を見た。
想定の倍のレモン汁を入れたがそれで十分だった。私はレモン汁の酸っぱさを買いかぶりすぎているきらいがある。
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子供の連絡袋のサイズがいつも微妙だなと思っている。プリントの端っこがちょうどファスナーに干渉して、いつも端っこが巻き込まれてくしゃくしゃになってしまう。
あとベルマークの袋をきょうだい分用意しなくてはならない。一つの家庭、二つの茶封筒、行き先は同じ。どう考えても無駄だろう。
こういう細かい悩みというか使い勝手の悪さ、小学校生活ではちょくちょくある。一つ一つは大したことないが、いかんせん毎日のことで、しかも期間も長いから重たい。
下の子はとにかく嫌がった。何を嫌がっているのかさっぱりわからないくらい嫌がっている。全然朝食のテーブルにつかない。
あれが嫌だ、これが嫌だと繰り返すので嫌がりビンゴをそのうち作ってやりたいと思っている。
そして食べ始めたのが出発の20分前くらいで、しかし着実に磯部焼きを食べどうにか間に合っていた。明日はこうはいかないぞ。
妻も仕事に行き、私は一日中打ち合わせだ。
昼も詰まっているので11時から12時の聴く系会議は韓国料理屋で。
プルコギ定食を頼み、ワクワクしながら待つと、出てきたそれは私の知っているプルコギではない。キャベツと肉が炒められている。それだけだ。
本場のプルコギってこういうこと? 一応その店の定食メニューの中ではそこそこ高い方である。味は美味かった。
テーブルの上に子供たちのぬいぐるみを置いて、「しゅくだいだしておいてね」とメモを残してみた。
仕事が終わり、リビングに戻ってみるとテーブルの上に整然と、宿題とお手紙が並んでいる。そしてなんだかよくわからない手紙(くすぐって、とか書いてある)も載っていた。
「しゅくだい出しなさい」じゃなくて、こういうことなんだよな、多分。
炒め物を食べ、ポケモンをやって寝た。