6月28日(月)
朝食:かぶの塩揉み・ごま昆布和え、ゆかりご飯、きゅうり、グリーンサラダ。
まさに菜食といった趣で至高の朝食。そう思っているのは私だけで子供達からは不評である。
昼食:ポークステーキ丼(松屋)
焼いた豚肉の上にナッツとニンニクチップがのり、焦がし醤油味のタレがかかっている。肉はキシキシであったがナッツを加えるのは良いアイデアだ。真似しよう。
夕食:チキンキーマカレー、ポテトサラダ
鶏の挽肉を使ったスパイスカレーが食べたくて作っておいたやつだ。ひよこ豆を入れたらもっと良かったかもしれない。
横着してトマトの皮を剥かずに入れたが最後の最後までトマトの皮たちがぷかぷか浮いて主張していた。面倒でも剥いた方がよさそうだ。
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ミントは剪定するべきだそうだ。妻が調べて教えてくれた。
私は愛情をかけて野菜類を育てているが、その割にちゃんと調べないで水と愛情だけでどうにかしようとしがちである。自分でもわかっているよ。
ミントをバシバシと切った。起きてきた下の子も手伝ってくれた。ミントたちは葉っぱを外して洗い、冷蔵庫に入れ、残りは一輪挿しやビンにぐいぐいと詰めて仕事場に置いておいた。
菜食主義な朝食を出す。子供はゆかりご飯をおにぎりにしていた。おにぎりにするとだいぶ小さく見えるよな。こんなので足りるのだろうか。
最近発見したが、下の子は暑いと食欲を失う。うちわであおいだり、冷房をつけると食べ出す。CPUのようだ。CPUといってもわからないので「パソコンみたいだね」と言って笑った。
あと下の子よ、もうハイソックスの季節ではないぞ。短い靴下を持ってきてやる。
子供らと妻はバタバタと持ち場へ散っていき、私はコーヒーを淹れて仕事に向かう。
夕方、子供たちが帰ってきた。下の子の顔を見る。おぬし、何か忘れ物をしてきたな。
先日学校から借りたタオルをまた忘れてきた。おまけに今日持っていった傘も忘れてきたらしい。
どうすれば忘れないかな、と問いかけると「メモを書いていって、見る」だそうだ。よし、それでいこう。少し公園に行って一緒に遊んだ。懸垂をしたりした。
風呂を入れ、米を研いで炊き、宿題、水筒、お手紙、連絡帳、忘れ物、じょりじょりやって子供たちを炊きつけて風呂に入れようとしたところで、はっ、となった。
もしや、私は作業をしているな?
せっかくの子供との触れ合う時間を単なる「作業」として、いかに子供たちを動かしてタスクをこなすか、しか考えていなかったな?
Twitterで見たが、子供は20歳前後になると家を出ていってしまう。ということは子供と暮らせるのは、たったの20年しかないということだ。100年近くある人生の中で、たったの20年。1/5だ。
機械になっている場合ではない。作業をこなしている場合ではない。一日、そう一日たりとも無駄にしてはならんぞ。いつ何時にも愛情をもってせっするべし、と気を新たにする。
夕食のカレーを食べる。3歳児分くらいしか盛らなかったが、下の子は残した。いいのじゃぞ。