4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

「コーンだ!」残念、タケノコです。

4月19日(月)

以前使っていた菜種油がすごく気に入っていたのだが、生産者の方が高齢化につき生産をやめてしまい失意の数年を過ごしてきた。

ところが昨日、Amazonをふらっと眺めていると、どうやら注文を受け始めているらしい。うむ? なんかのブログで「後継者がいるにはいるが、育成にどれだけ時間がかかるやら」と書いてあった。もしや育ってきたのか?

祈るような気持ちで購入ボタンを押した。今日届くはずだ。

米を研ぎ、タケノコを入れて炊く。タケノコご飯だ。甘い香りがリビングに漂う。

子供がリビングにあらわれて「コーンだ!」残念、タケノコです。

ブロッコリーを白和えにして、タケノコご飯に添えて、朝食。

子供たちは食べるのが次第に早くなってきて、灰汁がぬけきれないタケノコにぶうぶう言いながらもさっさと完食していた。

食べ終えた子供らが学校に行く。

子供たちは家を出るときドアを閉めない。いままで子供だけで外に出ることがほとんどなかったからドアを閉める習慣がないのだろう。私たちが日ごろ意識せずにやっているさまざまなこと、実は習慣だ。やらなければ体は覚えていかない。

最近「コーヒーでなくてもいいな」という時が増えてきた。ちょっと前までは毎朝のコーヒーが日課であったが今はどちらかというとお茶が飲みたい。そんなわけでジャスミン茶を淹れて飲む。

朝から仕事。すべきことが多くて漢字の練習も縄跳びもできない。

あっという間に昼になり、妻と連れ立って家を出る。パン屋でパンを買って河原で並んで食べる。

わが町には古くからあるパン屋が2件あって、片方は非常に有名で行列ができる。もう片方は有名ではなく、地味だがおいしい。

先日家の近くの空き物件をさがしていて、明らかにこの後者のパン屋だろ!という物件が出ていた。結構ショックだった。という話で盛り上がった。

いま見たところ空き物件ウェブサイトからは消えていたが、やっぱりやめたのか、決まってしまったのか……

午後も仕事をして、子供たちが帰ってくる。私も仕事を終え、リビングにもどってキノコを取り込む。

昨日、キノコを干しておいたんだった。しめじと、エリンギと、まいたけをそれぞれ1パックずつ。まる一日干されて、カラッカラのシワシワになっており楽しい。

風呂から上がった子供たちと「このキノコなーんだ」で遊んだのち、お湯に干しキノコをひとつかみいれ、沸いたら醤油ととろろ昆布を放つだけの吸い物をつくる。これが……めちゃくちゃうまいんだ。

あとはひき肉と茄子と大根の炒め物を温めて夕食。

食べ終わったあたりで宅配便が届いた。菜種油だ。おお、数年ぶりの再会。

油の瓶を愛でていたらふたたびチャイムがなり、宅配便でビールが届いた。どっちもAmazonだし、君たち、まとめてきてもいいんだよ?