4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

近所でもお硬めと評判のわが公立小学校でそんな粋な演出ある!?

3月25日(木)

子供たちは「休みだからだらだらする」みたいなことはつゆも考えていないらしく、なんなら朝からテレビが見られると目を開いた瞬間にベッドを飛び出して起きてきたようだ。

6時過ぎだよ?

子供らはそうして30分ほどテレビを見たのち風呂に入った。大人も起きだす。

朝食はパン、白菜のミルク煮、おしゃれに皮をむいたきゅうりにビネガーで味付けしたもの。最後のやつはかつて日本橋の純喫茶で食べたクロックマダムの付け合わせであったやつを思い出してつくってみた。

朝食時、ピンポンが鳴る。こんな時間に誰? おっと上の子の同級生が最後の登校日に誘いに来たのだった。

上の子が泣いてしまった。学校行けないもんな。

朝食後にだらっとしていると妻のスマホに電話がかかってきて、最後の授業をzoomで中継するからぜひ参加してほしい、とのこと。

そういえば昨日、「最終日なんでzoomで参加できないですかねー」とダメ元で打診したところ「ほかの休みの子が参加できないので特別扱いは……」とやんわり断られたのだが、今日の休みは上の子だけだったので、先生が急遽準備してくれたそうだ。

そんなことって、、、ある!?

学校教育は融通がきかないと常々聞いて育ってきたが、近所でもお硬めと評判のわが公立小学校でそんな粋な演出ある!?

時間になって、いそいそとzoomをつなぐ。教室があらわれる。子供たちがきゃあきゃあ言っている。やがて一人ずつ、今年一年間であった楽しかったことを発表していく。恥ずかしがりな上の子はカメラオフにしてしばらく伏せていたが、そのうちカメラをオンにして、話し終わったクラスメイトに拍手を送っていた。

自分のスピーチは恥ずかしくてできなかったが最終日に顔を出せてとても満足気である。よかったな。見ていてちょっと泣きそうになってしまった。

リモートから授業に入れる。当然体調が悪い時に無理に出席するべきではないが、このようにやむにやまれぬ事情で出席できないときには、とても有効な手段にはなるのではないか。

何より単に授業をリモートに置き換えただけでなく、今までできなかったことをできるようにした、というのが価値だ。

30分ほど授業に参加して、みんなにバイバイして終了。

授業が終わったところで妻がひょっと顔を出し、陰性、と言った。

陰性~!

最悪な状況ではあるがその状況下において最高なことばかりがおこる。

胸をなでおろし、一応休みではあるが多少の仕事をして、昼飯にチキンライスをつくる。本当は目玉焼きを乗せたかったが冷凍のコロッケが食べたいと子供らが言ったのでそれで。

冷凍食品……お弁当が続くと思って買ったが……使わなかったな。

午後は子供たちとフラフープやなわとびをして遊ぶ。子供たちは少しずつフラフープが上達している。なぜかつくったチアリーディングのボンボンみたいなやつで応援をさせられた。

夕食はプルコギうどんにした。良い一日にはおいしいものが必要だ。冷凍されたプルコギから流れ出た汁をうどんが吸い、いい具合のしみしみになった。

MTGアリーナがiOSでも配信されたのでiPad miniにダウンロードする。ログイン情報を入れると溜まったデイリーミッションが表示された。やめたはずなのにすぐに戻れるのはズルいとしか言いようがない。

少し遊んだら画面が小さすぎてすっかり酔い、おなかが痛くなってきたのでやめた。