6月29日(水)
4時台に目が覚める。お、これは二日酔いですね。私は知っていますよ。
4時台に起きるとまだ3時間くらいあるから大丈夫かな、そのあと5時台になるとまだ2時間あるから治るかな、など思ったりするが当然治るわけもなく、結局朝の準備をすべて妻に委ねて(一応委ねる瞬間は立ち歩くことができた)寝続けてしまった。
朝食が納豆卵ごはんでよかった。
倒れている私にポカリスエットとiPad(目覚まし用)を妻が差し入れてくれ、それらを駆使して9時に起きる。
9時に起きたあとの動きはシミュレーションできている。まず体を起こし、トイレに入り、吐く。吐くことは大事だ、なにか悪いものが出ている気がするから。
そのあと顔を洗ってしゃきっとして、外に出る。外のうなるような熱気にさらされて少しでも代謝をよくするのだ。
そして吐く。何度かそれを繰り返して、どうにかデスクの前に座れるようになった。
そんな状況でにわかに信じがたいことだが、午前中に英語のミーティングが入っている。二日酔い、英語、複雑な内容、今振り返ってもよく乗りきった。
ランチはコンビニのそばだ。コンビニの蕎麦は対夏としても対二日酔いとしても優秀なランチである。食べられてよかった。
午後は徐々に調子を取り戻して、子供らが帰ってくるころには十分に復活していた。子供らはピアノを習いに行って、そのあと外で遊ぶといって出ていった。
外で遊ぶだと? 35℃だぞ?
せめて大量に水やお茶を飲むように伝えた。ピアノ教室のウォーターサーバーで水筒に水を補給したのだそうだ。
夕食は牛肉の醤油煮と、いろんな野菜をご飯の上に乗せた。これこないだも似たようなやつ食べたよね? ジャージャー飯食べたよね? いいんだよ。
夜、子供部屋にアシナガバチが入ってきているのに妻が気づいて、対応依頼を受けた。子供たちはもうリビングで寝かけている。
ゴキブリなどと違い、棒でつついても羽をぶーんと振るわせるだけで動じない。どうにか動かしてもなかなか窓から出ていかない。明るいからダメかなと電気を消して棒でつついたらぶーんという音がしてどこかへ飛んで行った。電気をつけるとまたそこにいた。
困ったな。
しかし虫にしては度胸が据わっているので、おもちゃのカップをかぶせてとらえ、外に追い出す作戦を結構し、成功した。
アシナガバチは温厚で、飛んでいる姿もかわいらしいが、いざ家の中にいるとめちゃくちゃ怖い。
ヤギとかも同じなんだろうか。