5月26日(木)
2日連続で出社し、3つ連続でプレゼンをしたのでさすがに仕事がひととおりはけ、多少ゆっくりとした日がやってきた。
めだかの鉢を見ている。オスの鉢に一匹、すごく活発な子がいて、体も大きく、他のメダカをぶんぶん追いかけまわしている。あんな小さい脳みそのそれぞれに個性があるんだ。
子供らが学校へ行く。熱を測ったら体温計はその辺に散らばり、ケースも離散し、パジャマは脱いだらそのまま。
「ノンタンぱっぱらぱなし」という絵本があって、ノンタンがいろんなものを出しっぱなしにする話だが、「ぱっぱらぱなし」という幼児書籍特融の言葉の響きがよくて子供らがものを出しっぱなしにすると「ぱっぱらぱなし」と言ってはやしたりする。
夏休みは伊豆大島に行きたいと思っており、高速船に乗っていこうとしているが、上の子が固く固く反対している。船に乗りたくないらしい。
何が何でも嫌だ! ぜったいに乗らない! 行かない!!
たしかに最近船が沈没する大事故があったが、まあだいたい大丈夫だと思うんだけどなぁ。
昼食は妻と2人だったのでうどんを食べに行った。外は暑いので妻は冷たいうどん、私はかけうどんを注文する。店内は冷房が効いていて冷たいうどんは寒そうだ。夏にはこういうのがあるんだよな。
夏にはこういうことがある、毎年忘れて毎年思い出す。すべてを覚えているわけでないというのは、人生を長く楽しむためのやさしさなのかもしれない。
オーブンでパンを発酵させたい妻と、オーブンで手羽中を焼きたい私がかちあってしまい、どうぞどうぞとなったが、妻はオーブンなしでパンを発酵させる手立てを思いつかなかったらしく結局ゆずり、私はフライパンで手羽中を焼いた。
そして私は手羽中を焦がし、妻のパンは膨らまなかった。