4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

魚に呪詛をかけることで心を落ち着けている

2月1日(火)

母からLINEが来た。おおむねを要約すると以下になる。

「父の今後について明日、医者と話をする。しかし弟の職場でコロナ感染者が出て、濃厚接触者になってしまい、病院に行くことができない」

どうなっているんだこの家は。この世のタイミングの悪さを一心に引きうけているのか。世界のどこかで生き別れたきょうだいの奇跡的な再会とかが多発していることを祈るよ。

しかし良いほうの奇跡もあるもので、私が明日は大きなミーティングがない。調整すれば夕方の医者との話に間に合うかもしれない。父と久しぶりに会う機会でもある。

「病院、僕が行くよ」

これは家族の問題だ。実家の問題ではないからな。


朝、しっかりと寝坊をしてしまい朝食を作る気も起らず、炊いてあった白飯と残り物、簡単なお吸い物で朝食にする。残り物、心強い。

子供たちは家を出ていった。昼食が魚であることに呪詛の言葉を吐いている。この人たちは魚だとテンションが低い。

しかし魚が嫌いというよりは、魚に呪詛をかけることで心を落ち着けているのではというきらいもある。差別の構図と同じだ。相手が魚でよかった。

私たちも昼に魚を食べるよ、ということで納得してもらった。そして飯を食べ終わり次第、家族は家を出ていく。

なのに昼になると私はどうしてもカレーが食べたくなり、カレーのバーに行ってポークビンダルーを注文してしまった。遥かなるゴアよ!

さほど忙しくないと思っていたのだがなんだかんだでやることは多く、バタバタと夕方になる。今日は散歩も行けなかった。

夕食はミートソース。

先日妻が思い立って深夜にフィナンシェを作ったので卵黄があまり、しょうゆ漬けにしてあった。ミートソースとどう折り合いをつけるか。

目玉焼きを載せたタコライス風と、ミートソースは豆腐にかけ、卵の醤油漬けのせ白飯を別にしたやつを両方用意し、選ばせる。子供らは二人ともタコライス風を選び、卵を一口もらっていた。

どうにも子供らと一緒に風呂に入る気になれず、さぼらせてもらった。そしてピアノの練習をする。はかどらない。