6月20日(日)
朝食:炒めカレー。
冷蔵庫の残り野菜と油揚げを炒める。カレー味にすればカレーになる。
昼食:棒ラーメン。
棒ラーメンという存在、そういうものがこの世にはあるな、と思っていたが、妻がその存在を知らなかったことをきっかけに思い出してスーパーで買っていた。
「あるな」の場所がこの世から台所にシフトし、台所にずっとあるなと思っていたがとうとうつくることにした。醤油、出汁醤油(なぜかトマトについてきた試供品)、たまたまあった鶏皮を焼いてつくった鶏油、オイスターソースで汁をつくる。
適当な野菜をいため(本日二度目)、卵をゆで、麺をゆがいてラーメンにする。
ラーメンというか、ラーメンとそうめんとインスタントラーメンを足して3で割ったようなものであった。これはこれのうまさ、風情タイプのうまさがある。
夕食:鮭のムニエル。
魚コーナーで子供たちが「ムニエル食べたい」と言った。ムニエル好きだな、君たちは。鮭を買う。
たまにはトマトソースにするかな、とトマトソースにした。うまかったといえばうまかったが、いつものソース(残ったフライパンにワインと醤油入れてつくるやつ)の方がおいしかったな。
率直に妻にそう言ったら、妻もそう思うとのことだった。
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新しいプリキュアが生まれる瞬間を3人で並んで見た。上の子は心が半分以上離れているが、下の子はまだいける。
天気がよい。こんなに良いのは久しぶりだ。子供たちを誘ってスーパーに行く。
メモに買うべき食材をリストアップしてたら、子供たちがメモに「ゼリー」と書いた。その横に「ぜったい」と書いた。そのさらに横に「パパがかいた」と書いた。
私が書いた、と書けば私が書いたことになるのだろうか。私が書いたら私はゼリーを買うのだろうか。深遠な問いである。
ゼリーは買った。子供たちが欲しがったのは「Qoo」のゼリーだった。
その後子供たちはトマトソースやミートソースづくりを手伝ってくれた。
夕方ころ、実家とLINEをつないでビデオ電話をした。昨年の年初以来帰れていないのでもう1年半くらいになる。その間に子供は二人とも小学校に入学した。
私が小学校の頃の話をいろいろ聞きたがった(子供も私も)が、母も父も覚えてないよ~とのことだった。覚えてないよなー。
耳が遠くなりつつある父のために「ミライスピーカー」を買ってやったところ通話中にちょうど届いて、ちょうどテレビにつないで試してもらった。確かに良い、とのこと。不思議だ。
おれはこうやって日記を書いているので覚えていなくても記録をしている。いざとなればCSVで書き出して保存しておく。
スーパーで「父の日コーナー」で売っていたとうもろこしを蒸したり、枝豆をゆでたりしてビールをいただく。スーパーの思惑通りだ。買うのもゆでるのも父、楽しむのも父。
妻の髪がワインピースの後ろのボタンに絡まった。めちゃくちゃ複雑に絡まっており髪を半分くらい切ってようやく救出する。
妻は最後まで「ほんとに? ほんとにそんな絡まってるの? すぐとれるんじゃないの?」と疑っていたが本当にぐっちゃぐちゃだったんだよ。
トニックウォーターでラムを割ってミントを浮かべて飲む。モヒートとは違ったうまさがある。